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テレビ朝日 土曜 ドラえもん 2024年1月~3月 2024年1月6日 1'00"…AC JAPAN(PT) 0'30"…小学館、任天堂、TAKARA TOMY、M(McDonald's)、SUNTORY(PT) 2024年1月13日 0'30"…M(McDonald's)、任天堂、ヤマハ音楽振興会、小学館、TAKARA TOMY、ZOJIRUSHI(PT)、日清食品冷凍(PT) 2024年2月3日 0'30"…ショウワノート、任天堂、TAKARA TOMY、M(McDonald's)、小学館、日清食品(PT)、楽天(PT) 2024年2月17日 0'30"…M(McDonald's)、TAKARA TOMY、小学館、ショウワノート、任天堂、COSMO(PT)、楽天(PT)
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楽曲 用語 勝利のバッジゲットだぜ!は、「顕正会ドラえもんショー」前編で使われている楽曲である。 概要 作曲:宮崎慎二 元は、テレビアニメ『ポケットモンスター』で使用されていたBGM。 感動的なシーンで使われることが多く、壮大なオーケストラが印象的な曲。諸事情による放送休止後再開時に放映された「ピカチュウのもり」でも使用されたこともあり、アニポケBGMの中でも特に人気が高い。 アニポケのサントラにも収録されている。 顕ドラでは、エンディング曲として使用され、この曲に乗せて出演者一同が退場する。 原曲 関連項目 OK! - 同じく前編で使われた、ポケモン主題歌 新たなる誓い - 後編で使われた、同じくポケモン主題歌 Ready Go! - 後編(女子部版のみ)で使われた、同じくポケモン主題歌 乙女のポリシー - 後編で替え歌の原曲として使われた、同じくドラえもんと無関係なアニメソング 用語一覧
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【作品名】ザ・ドラえもんズスペシャル 【ジャンル】漫画 【名前】ノストラダムス 【属性】霊体。 【大きさ】高層ビルくらい 【攻撃力】人差し指で指した方向へ雷をおとす。詠唱無し。威力は建造物が一発でこわれるくらい。 【防御力】攻撃を受けた描写がないが、霊体な為、物理的攻撃は効かないようだ。 【素早さ】ニューヨークからイースター島へどこでもドア並の移動スピード。反応は最低でも達人以上としか。 【特殊能力】魔眼 人々の魂から彗星の軌道、機械までも操る。魔眼によって操る為には自分の目を 相手に認識させればよい。モニターを通して操ることもできる。 転生 時空の狭間に封印されないかぎり、タイムホールを使って、時間を移動することが可能。 作中では2万年移動した。 【長所】相手を操れる。彗星落として惑星破壊も可能。ただし落ちるまでにタイムラグあり。 【短所】聖なるエネルギーに弱い。 【戦法】魔眼で操って自滅させる。魔眼が通用しないなら、彗星を操り、自分はタイムホールへ逃げ込む。 参戦:vol.2 211 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/05/28(月) 16 23 35.30 ID IGqyh24t ノストラダムス(ザ・ドラえもんズスペシャル)考察 ○○○○ヒイロ・ユイ、テンカワ・アキト、真壁一騎、うずまきナルト 精神攻撃勝ち ×モンキー・D・ルフィ 殴り攻撃が当たり負け ○兜甲児 隕石落として惑星破壊勝ち ×ケン 毒ガス負け ×黒崎一護(完全虚化) 虚閃負け ×パメラ・イービス 精神攻撃負け 兜甲児withマジンガーZ=モンキー・D・ルフィ=ノストラダムス(ザ・ドラえもんズスペシャル)
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前へ ルネシティ。 そこでは一触即発の空気が漂っていた。 「ボクはそんな事やっていない!」 「そんな姿の奴がこの世界に二人もいるわけがないだろう!」 言い争っているのはヒースとドラえもんである。 ルネジムの前でばったり出会ったドラえもん達とヒース&ウコン。 ジンダイが言っていた風体そっくりの未知の生物を目の当たりにしたヒースは、完全にドラえもんを犯人扱いしていた。 「はい、そこまで」 延々と続く言い争いを止めたのはウコン。 ドラえもんの顔をじっと見つめ、やれやれといった顔でヒースをなだめる。 「こやつの目には曇りが無い、ウソはついておらんよ」 「う、ウコン爺がそういうなら……」 納得はしていないがヒースは引き下がる。 ウコンの人を見る目は確かだからだ。 「ワシはウコン。すまんの、ヒースが勘違いしておったようじゃ」 案の定のび太から「ウンコ?」などという無礼な間違いがあるがウコンは気にしていない。 「はぁ、誤解がとければいいんだけど」 ドラえもんも拍子抜けしたらしく、ウコンの謝罪をあっさり受けてしまった。 「時におぬしら、デキスギという少年を知っているかね?」 「な、なんで出木杉の名前を?」 ウコンの問いにびっくりする三人。 まさかこの世界の住人からその名前を聞くとは思わなかったからだ。 「やはり知っておるか……では君たちがスネオ君のお仲間じゃな」 少し話がしたい、とウコンはドラえもん達をポケモンセンターに誘った。 ウコンから事の顛末を聞き、驚きを隠せない三人。 スネ夫が出木杉によって負傷したこと、伝説ポケモンが出木杉の手にある事、そしてドラえもんによく似た姿のポケモン窃盗犯。 「やっぱり、出木杉君はボクらを倒すつもりみたいだね」 ドラえもんがため息をつく。 「出木杉の奴、本当に変わっちゃったんだ」 のび太も落胆の色を隠せない。 実は心の奥底では出木杉が変貌したことをどうしても信じられなかったのだ。 しかしここまで話を突き付けられればもう彼を信じることはできない。 落胆するドラえもん達にウコンは話し掛ける。 「おぬしらがスネオ君のようにデキスギと戦うのなら、我々フロンティアブレーンが力を貸そう」 思わぬ申し出にドラえもん達は戸惑うが、そこに口を挟んだのはなんとヒースだった。 「ボクはやっぱり反対だ!このタヌキみたいな生物の疑いは完全に晴れたわけじゃない!」 「僕はタヌキじゃない、ネコ型ロボットだ!」 ロボットだという事実に(ネコだと主張している事実にも)驚きながらもヒースは退かない。 「ロボットなら尚更だ、お前がデキスギの操り人形の可能性あるじゃないか!」 のび太が必死でドラえもんの無実を証明しようとするが、頭の弱いのび太では到底無理だ。 「とにかく、こんな信用のならない奴を手助けしたくはない」 ヒースはそう言い放ち、席を外してしまった。 ウコンが謝罪する。 「すまん、我々も敗北続きで疑心暗鬼になっていてのう」 ドラえもんもそれを聞いてゆっくりと腰を下ろす。 「ヒースはあんな調子じゃが、おぬしらのバックアップはフロンティアブレーンの名に賭けてやらせてもらうよ」 ウコン達は自分達が宿泊している場所を書き残して帰っていった。 残された三人。 「なんかとんでもないことになったねぇ」 そういうドラえもんをのび太は冷たい目で見ている。 「どうしたんだい?」 「ドラえもん、まさか本当に泥棒したわけじゃないよね」 のび太の信じられない質問にドラえもんは声が出なかった。 「ドラえもんみたいな格好をしてる奴なんてこの世界にいるわけないじゃないか」 「の、のび太くん、キミって奴は!キミって奴はぁっ!」 疑いの目を向けるのび太にドラえもんの怒りがぶつけられる。 「けどドラちゃん、トクサネでは私たち単独行動してたわよね……まさかその時に……」 しずかの言葉はドラえもんを更に窮地に追い込む。 「し、しずかちゃんまで……」 まさかしずかまでもが自分に疑いを持つなんて。 「もしかして出木杉と組んで、もしもボックスを壊したってウソついたんじゃないだろうな」 「ドラちゃん、出木杉さんを道具で変にしちゃったなんてことは……ないわよね」 のび太もしずかも完全にドラえもんを疑っている。 『違うんだ、違うんだ!』 「うわぁぁぁぁぁぁん!」 ドラえもんは耐えきれなくなり、その場を逃げ去ってしまった。 「ドラえもん!」 「待って、ドラちゃん!」 二人の叫びを背に、ドラえもんはエアームドで空の彼方に消えていった。 「なんで逃げちゃったんだろう」 激しい後悔に襲われているドラえもん。 これでは自分が犯人と認めるみたいではないか…… 「ポケモン窃盗だけじゃなく、もしもボックスを壊した犯人まで僕にするなんて……」 こんな世界にくるんじゃなかった、元の世界に帰りたい。 元の世界? 「ああああああああああ!」 ドラえもんは重大な見落としをしていたのに気付き、思わず声を上げた。 ミシロタウン。 ゲームでは主人公の家だが、二階の部屋はのび太の部屋のままになっている。 ドラえもんはドタドタと部屋に駆け込むと、もしもボックスの残骸を漁りはじめた。 「やっぱり!これは偽物だ!」 そう、これは巧妙に作られた偽のもしもボックスだ。 「うっかりしていた……ボックスが壊れれば世界は元に戻るはずなんだ」 となると、本物のもしもボックスは別の場所で健在だということ。 この世界をリセットされれば困る存在といえば、それは一人しかいない。 「やっぱりこれは出木杉くんの仕業なのか……」 トクサネシティ。 ジンダイは宇宙センターの裏に隠れるように立っていた。 「言われた通りにした、これでいいんだな……」 「ええ、ご苦労さま」 ジンダイに声をかけたのは、出木杉から遣わされた連絡役であるマユミだ。 バトルフロンティアで敗北したあの日、フロンティアブレーン達は追っ手を分散させるためにバラバラに逃げた。 そして出木杉が追ったのはジンダイ。 ジンダイは捕らえられ、リラ、コゴミ、アザミの命を守るために出木杉に従ったのだ。 まずはスネ夫という少年を助け、彼と仲間達をルネに結集させるように仕組んだ。 そしてフロンティアブレーン達を集めてポケモン盗難事件をでっちあげ、犯人を丸顔の2頭身とする。 盗難事件のでっちあげについてはジンダイも出木杉の真意は分からない。 そのような生物に面識はないからだ。 「これで、彼女達は助かるんだな?」 「ええ、殺しはしないわ。ぶっ壊れるかどうかは彼女達の精神次第だけど」 ジンダイの言葉にマユミが笑いながら答える。 それは「殺しはしないが慰みもののまま」という事だろう。 『今はこれが精一杯だ。死なないでくれ……』 ジンダイは歯をくいしばる。 「で、本当はどこにあるのかしら、貴男のポケモン達」 マユミの質問にジンダイの目が鋭く光る。 「貴様も見ただろう。俺の自宅が本当に荒らされていたのを……」 監視役のマユミがジンダイと共に彼の自宅に行ったとき、彼の部屋が何者かによって荒らされていたのは事実だ。 だから今回の窃盗事件をでっちあげたのである。 「まぁあの時間で貴男が何かできるはずはないしね」 伝説の3鳥を出木杉様の戦力にできないのは残念、とマユミはつぶやいた。 「では私は引き続きブレーン達が勝手な動きをしないよう牽制する」 「定期連絡はかかさないこと、じゃあね」 マユミはオオスバメを出すとそれに乗ってサイユウへと帰っていった。 「ふう……」 ジンダイがゆっくりと腰を下ろす。 「このような全てを欺くような事をしたくはなかったんだがな……おい、聞いてるんだろう?」 ジンダイは空を仰ぎながらひとりごとをつぶやいた。 「ごめんなさい」 すると何もない空間からジンダイに声がかかる。 ジンダイは声のする方向を睨み付けた。 「こうすれば、本当にあのデキスギを倒すことができるんだな」 「必ずやってくれるわ、のび太さんなら。それがこのゲームの本当の目的ですもの……」 ゲームだと? 我らが暮らすこの世界をこのようにしておいて…… ゲーム気分の少年達の遊びに巻き込まれてリラ達はあのような無残な仕打ちを受けているのか? ジンダイは怒りを抑えながら声の主に問い掛ける。 「あの時、私の自宅で囁きかけてきた君の言葉に私は乗った。そして二重スパイのような屈辱に身をやつしている……」 「出木杉さんにあれ以上力を与えるわけにはいかなかったの」 そう、この声の主がジンダイの部屋を荒らして3鳥を奪った張本人なのだ。 「せめて姿を現してくれるわけにはいかないのか?」 「……」 返事は帰ってこない。 やはりだめか、とジンダイがため息をついたその時、その姿は不意に現れた。 グレーの帽子を手につかんでいるその姿は、2頭身で丸顔…… 「そ、その姿、まさか……」 ジンダイがブレーン達に吹き込んだ犯人の風体と全く同じなのだ。 「彼らが貴男を使って仕組んだ窃盗事件、それはのび太さんとお兄ちゃんを引き離す出木杉さんの罠……」 「アンタはいったい誰、いや、何なんだ……」 ジンダイの問いに黄色いその生物は答えた。 「私はドラミよ」 ミシロタウン上空。 「のび太くん達に知らせなきゃ!」 喧嘩や疑心暗鬼の事などどうでもいい。 もしもボックスが健在であることを知らせなければ。 エアームドに乗り、ルネを目指して飛ぶドラえもん。 『けど偽物まで仕立てて、誰が何のために……』 もしもボックスの事を知っているのは(他人に喋っていない限りは)自分達だけだ。 あれだけ巧妙な工作をしたんだ、ボックスの重要性も分かっているだろう。 『やっぱり出木杉くんだろうか?』 この世界で最高の栄誉と自分の欲望が叶っている現状から現実に帰りたくないから、ボックスを隠したんだろうか? 「うーん、なんか腑に落ちないなぁ」 出木杉を犯人としたい気持ちに何かが引っ掛かっている。 しかしドラえもんにそれ以上考える余裕は与えられなかった。 「あら、お久しぶり」 ドラえもんの目の前に現れたのはレックウザの背に乗ったナギだ。 「あ、あなたはナギ…さん」 のび太やフロンティアブレーンなどに聞いた変貌ぶりが事実であれば、自分は助からない。 そして予想した通りの答えが返ってきた。 「あなたをここから逃すわけにはいかないわね。死になさい……」 レックウザは空高く飛び上がった。 「あれはそらをとぶ攻撃、まずい!」 ドラえもんもエアームドに追い掛けるよう命令する。 間一髪レックウザの一撃をかわしたエアームドは同じ攻撃を逆にレックウザにくらわせた。 「……そ、そんな!」 エアームドの一撃は確かにレックウザを捉えた。 しかしその身体にはほとんどダメージが無い。 「レベルが違いすぎるのよ、レベルが」 ナギの言うとおり、これは勝ち目が無い。 この状態でエアームドがやられてしまったらドラえもんは空に放り出されて一巻の終わりだ。 「ふふふ、一度暴れたら止まらない……レックウザのげきりんのパワーを見せてあげるわ」 ナギはレックウザの弱点である逆さに付いた鱗を殴りつける。 その痛みに狂ったように暴れはじめるレックウザ。 『あれに巻き込まれたら終わりだ!』 思わず目をつぶるドラえもん。 しかし、攻撃はこなかった。 「……!!」 目を開けたドラえもんが見た光景。 身体の節々が凍り付いたレックウザと、吹雪を吐き出した謎の鳥ポケモンだ。 「ふ、フリーザー…なぜこんなところに!」 「あれ、フリーザーっていうのか……」 どうやらナギはあのフリーザーなるポケモンをよく知っているようだ。 凍り付いてうまく動けないレックウザにフリーザーが矢のように降下し、突進した。 「フ、フリーザーがとっしんですって!馬鹿なっ!」 ナギは思わず叫んだ。 フリーザーが突進を覚えるはずはない。 しかしあのフリーザーは自らも傷つきながらも、身体をぶつけるような攻撃をしかけてきた。 「ちっ、ここは引くしかないわね……」 レックウザはすごい速さでこの場を去っていった。 「助けてくれて、ありがとう」 ドラえもんはフリーザーに礼を言った。 しかしフリーザーには感情のようなものが感じられない。 まるで無理矢理戦っているようだ。 「あ……」 気が付くと、フリーザーは彼方へと飛び去っていた。 フリーザーが降り立った森の中。 そこにはドラミが一人、フリーザーの帰りを待っていた。 「使えないのはみずのはどうのようね」 ジンダイのフリーザーは水の波動、吹雪、燕返し、リフレクターが使えるはず。 だが水の波動の変わりはさっきの突進技だ。 「仕方ないわね、万能な攻撃技に変わったと思うことにしましょう」 フリーザーが使った技はダークラッシュ。 ある状況のポケモンだけが使える闇の技である。 「スナッチシステム……ごめんなさい、これしか方法が無かったの」 ドラミの謝罪も今のフリーザーには聞こえない。 そんなドラミの前にジンダイが現れる。 「まさか強制的に他人のポケモンを使う手段があったとはな」 「ええ、オーレ地方の犯罪組織が作ったシステムよ。使うのは本意ではなかったんだけど……」 ドラミの協力者となったジンダイだが、3鳥の所有権は譲ってくれなかった。 だから仕方なくスナッチに頼ることになった。 「で、今回はなぜ私の邪魔をした?」 ジンダイは出木杉から命令を受けていた。 ナギにやられたドラえもんを助け、行動をともにするようにと。 「そのシナリオ通りにいくと、お兄ちゃんは最終決戦にほとんど参加できないの」 出木杉の巧妙な引き離し作戦である。 ドラえもん抜きの子供ばかりなら負けは絶対にないと踏んでいるのだろう。 「でも今回は私がお兄ちゃんを助けた。これで彼の描いたシナリオは大きく変わるはずよ」 良いほうに転がるか、悪いほうに転がるか、どうなるかは分からない。 「君のおかげで任務に失敗した私はデキスギにどう言えばいいのか……」 ジンダイの心配にドラミが答える。 「大丈夫、おそらくあなたよりお叱りを受ける人間が出てくるから」 ドラミの言葉の意味が分からず、ジンダイは首を傾げた。 ルネシティ。 ドラえもんと嫌な別れ方をしてしまったのび太としずか。 二人はジム戦をする気分にもなれずにこの日を終えることになった。 「あーあ、やなこと言っちゃったなぁ」 その場の雰囲気とはいえ、ドラえもんには悪いことを言ってしまった。 そんな気分でのび太はベッドに転がっている。 『明日には帰ってくるだろうか』 その時は素直に謝ろう。 のび太の頭からはドラえもんへの疑心はすっかり消えていた。 皆がすっかり寝静まった頃、事件は起こった。 「きゃーーーーっ!!」 耳をつんざく悲鳴。 「この声は、しずちゃん!」 のび太も何度か入浴中のしずかからこの悲鳴を聞いているから間違いない。 自分の部屋を飛び出し、隣にあるしずかの部屋に急ぐ。 「ノビタ!」 「ヒースさん!」 向かいの部屋から現れたヒースと合流し、しずかの部屋に向かう。 ヒースがドアノブを回すが、鍵が掛かっていて開かない。 「ケッキング!」 のび太が出したケッキングが扉を吹き飛ばす。 中に入った二人が見たものは、気を失ったしずかを抱えて窓に足をかけるウコンの姿だった。 「う、ウコン爺!」 信じられないといった顔でヒースが叫ぶ。 そんなヒースにウコンは一言つぶやいた。 「油断するなと言うたのにのう……」 「なぜ、なぜこんな事を!」 ヒースの問いにウコンは答えない。 しずかを抱え、そのまま窓の下に飛び降りる。 「ま、待てっ!」 のび太が窓から顔を出すが、その時にはウコンの姿は消えていた…… 「はぁ、はぁ」 しずかを背負いながら必死で走るウコン。 辿り着いた場所は、木の実をくれる少女がいる広場。 今は夜なのでひっそりと静まりかえっている。 「確かここで……」 ウコンが辺りを見回すと、そこには自分を倒した女が立っていた。 「アスナ……おぬしじゃったか」 「ふん、その娘をこっちに渡しな」 ウコンは背負っていたしずかを下ろすと、ゆっくりと後ずさった。 「あんたの望みは叶えてやるよ。」 アスナはゆっくりとしずかに近づいていく。 しかし、しずかを覆うように現れた影がアスナの足を止めた。 「誰だ!」 「よくわかんないけど、しずかちゃんに触るな!」 現れたのはエアームドに乗ったドラえもんだ。 予定外の出来事にアスナは狼狽する。 『こいつはここに来ないはずでは……ナギとジンダイめ、しくじったね!』 「ウコン、もうアンタは用無しだ!」 アスナはランターンを繰り出すと、ダイビングを使い海中へ姿を消したのだった…… 次へ
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【ゲーム】ドラえもん3 【作者名】eve200020002000 【完成度】完結(08/06/06~08/06/08) 【動画数】17 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/6977740 【備考】 名前 コメント
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石ころ帽子 支給者 春日歩 所有者の変遷 春日歩 説明 制限 制限により、原作準拠の物から以下の弱体化を受けています。 ·大きな物音、叫び声などを立てると、装備者から半径30m以内にいる者はそれを認識する。 ·鍛えた軍人レベル以上の五感を持つ者に対しては、上記の制限(距離、"大きな物音、叫び声"の判定)がより強化される。 (具体的には、より遠い距離、微かな気配でも装備者の姿が認識されやすくなる) ·さらに、常人のそれを超えた五感を持つ者に対しては完全に無効。 初登場話 0019:不倶暗雲 秘剣“電光丸” 支給者 小鳥遊宗太 所有者の変遷 小鳥遊宗太→破壊? 説明 持っているだけで勝手に体が動き、剣の達人のような立ち居振る舞いができる。 具体的には相手の動きをセンサーで検知し、コンピュータで判断した作戦を実行する。 死亡状態でない限り、持ち主の状態に関係なく作動する。(目を閉じている、眠っているなどの状態でも可。) ただし刃が付いていないので、殴るだけである。またバッテリーが切れると動かなくなる。 初登場話 0020:小鳥遊無双? タイム虫めがね 支給者 フィーロ·プロシェンツォ 所有者の変遷 フィーロ·プロシェンツォ→ストレイト・クーガー→御坂美琴 説明 初登場話 0024:主役 空気ピストル 支給者 園崎魅音 所有者の変遷 園崎魅音→ハクオロ→佐山・御言 説明 「バン!」と叫ぶと空気の弾丸が発射される秘密道具。指にはめて使います。 威力は低く、殺傷力もありませんが、性質上銃弾は無限です。 初登場話 0026:招かれたもの 忍術免許皆伝の巻物仮免 支給者 桜田ジュン 所有者の変遷 桜田ジュン→ベナウィ→サカキ→ゼロ 説明 ハテノハテ星雲にあるアミューズメントパーク·ドリーマーズランドにおける忍者の星における忍者の免許皆伝のための実地試験の忍術が少し使えるようになる巻物。使える術は次の3つ①壁抜けの術 その名の通り壁をすり抜ける事が出来る。しかし厚すぎる壁は越えられない②バッタの術 バッタのように高く飛ぶことが出来る。だいたい一般家庭における屋根裏までが限度 ③ネズミ変化の術 少しの間、小さなネズミの姿になることが出来る。ある程度時間がたつと元の姿に戻ります。 初登場話 0028:一人の夜 きせかえカメラ 支給者 ライダー(イスカンダル) 所有者の変遷 ライダー(イスカンダル)→古手梨花→ニコラス・D・ウルフウッド→H-3放置 説明 正方形のカメラの形をした道具。着せ替えたい服装のデザインをカメラにセットし、対象の人とデザインを合わせてシャッターをきる。すると対象の人が今着ている服を原子レベルにまで分解してデザインの服に変える。但し故障もしくは服装デザインの入っていない状態でカメラを使うと服が消えてしまい、対象の人は裸になる事がある。服の分子が分解だけされて再構成しないのであると思われる。 初登場話 0055:イスカンダル大戦略 きせかえカメラ用服装イラスト集 支給者 ライダー(イスカンダル) 所有者の変遷 ライダー(イスカンダル)→古手梨花→ニコラス・D・ウルフウッド→H-3放置 説明 きせかえカメラ用の服装デザインが描かれたイラスト。 いくつかバリエーションがあるようだ。 初登場話 0055:イスカンダル大戦略 白銀の剣 支給者 カルラ 現在の所持者 破損 説明 長編ドラえもん、のび太と夢幻三銃士よりの出展 初登場話 0058:ネズミの国 空気クレヨン 支給者 佐山·御言 現在の所持者 佐山·御言 説明 空中に文字や絵を描くことが出来るクレヨン。原作では描いた絵が動き出す能力もあったが、ここでは制限されている。書いた文字や絵は書かれてから六時間後に自動的に消えるように設定されている。 初登場話 0066:剣士と悪役とバイトと人形と 迷宮探索ボール 支給者 ロロノア·ゾロ 所有者の変遷 ロロノア·ゾロ→小鳥遊宗太→ロロノア·ゾロ 説明 煙を出して迷路内を把握してゴールまで誘導してくれる。ボール、原作ではブリキの迷宮を突破するときに使用 初登場話 0041:小鳥の遊び 四次元ポケット 支給者 レッド 所有者の変遷 レッド→D-4図書館に破壊されたまま放置 説明 どんなものも入れることができるドラえもんがいつもお腹に付けているポケット 入る容量は無限大だがもともと入っていたはずの秘密道具は入っていません またポケットの中は同様の機能を持つスペアポケットと繋がっています。それと制限によりポケットの中に長時間入るとどちらかに吐き出されます どのくらいの時間がかかるか、どちらに飛ばされるかは後続の方にお任せします。 またどちらかのポケットが禁止エリアに入ってしまった場合 ポケットの中も禁止エリアに入ります。 初登場話 0079:戦いへの想い スペアポケット 支給者 グラハム・スペクター 所有者の変遷 グラハム・スペクター 説明 パンツじゃないもん!!!!. 初登場話 0079:戦いへの想い 通り抜けフープ 支給者 ストレイト·クーガー 所有者の変遷 ストレイト·クーガー→バラライカ→竜宮レナ→H-3に放置 説明 形状は現代のフラフープと同じ形。これを壁やドアなどに接地すると、フープをくぐってそのドアや壁の向こうへ抜けられる。ただし、次元を操作することによって、通り抜けできなくしたり、全く違う所への抜け道になったりする。フープの形は基本的に円形で固定されているが、ポケットから取り出した後や、壁に設置した後取り外す時に形が変形する時もあり、ある程度柔軟な素材で出来ている。なお、ロワ内では制限であまり厚い壁、および遠距離には抜けられないようになっている 初登場話 0085:炸裂―エクスプロード― タケコプター 支給者 トニートニー·チョッパー 現在の支給者 トニートニー·チョッパー 説明 空を自由に飛びたいな。はい、タケコプター。説明不要なほど有名なひみつ道具で、一見して竹とんぼのようなプロペラ。自分の身体に取り付けて「飛びたい」と願うとプロペラが回って空を飛ぶ。衣服の上に装着すると衣服だけが飛んでいってしまうことがあり、またバッテリー駆動なので、酷使するとバッテリーが上がる場合がある。 初登場話 0115:信じてた 信じられた その全てを つけかえ手ぶくろ 支給者 佐山・御言 現在の支給者 佐山・御言 説明 人体のパーツを自在に付け替えることが出来るようになる手袋。外見はゴム手袋に何となく似ている。パーツを取られても痛みやダメージを受けることは一切ない。また、取ったパーツは本来あるべき位置だけでなく、好きなところにつけることが可能。どこにつけても機能を発揮する。ドラえもんの目を取ったりしていたので、ロボットにも有効らしい。ただし制限として、頭と胴体を分離させることは出来ないとする。 初登場話 0133: Radical Good Speed (前編) ひらりマント 支給者 アルルゥ 現在の所持者 アルルゥ→ライダー(イスカンダル) →アルルゥ→ミュウツー 説明 攻撃などを逸らしたり跳ね返したりできるマント。ある程度使用するとボロボロになり、使い物にならなくなってしまう。 初登場話 0135:銃弾と交渉と どこでもドア 支給者 ミュウツー 現在の支給者 ミュウツー 説明 お馴染みのひみつ道具。行き先を思い浮かべながら扉を開くことで、その場所に移動できる。どこにでも無制限に移動できるわけではなく、マップデータのない場所や異次元空間、10光年以上離れた場所などは目的地に設定することができないらしい。ロワ内では、MAPに描かれている範囲内かつ、周囲13エリア内のみで移動可能。 13エリアの内訳は、自分がいる1エリア、そこから東西南北に2エリアずつ、北東、北西、南東、南西に1エリアずつの菱形状。具体的に選ばなかった場合はランダムに飛ばされる。地下へ移動できるかは不明。使用限度回数は最大3回まで。 初登場話 0163:EPISODE163 疾走 シナリオライター 支給者 ??? 現在の所持者 ??? 説明 見た目は普通のライター。シナリオを書いた紙を中に入れ火をつけるとそのとおりの行動を取らせることができる。誤字があってもそのまま演じさせるといった融通のきかない面もある。原作コミックスでは8巻「ライター芝居」に登場。 初登場話 0141:第二回放送
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剛田武 登場人物 衛護隊長 「その通りです!」 衛護隊長は、「顕正会ドラえもんショー」に出演するキャラクター。後編(男子部版)のみ登場する。 概要 衛護隊とは、あらゆる魔や敵から顕正会を守る部隊のこと。彼はその陣頭に立つ存在のようだ。 ドラえもん達が衛護隊の任務について説明した後、彼らの説明が確かな事を答えにマイクを引っ提げて登場する。 特徴 着ぐるみ人形劇の「顕ドラ」だが、彼は顔出しで出演。登壇時に大きく沸く男子部達の様子から、どうやら本物の偉い衛護隊長さんらしい。 既に顕正会に染まりきった子供達にとっても衛護隊長は憧れの存在であるらしく、ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、ジャイ子は大興奮した様子で彼の周りに群がっていた。静香は興味がなかった模様。 この時ジャイアンは衛護隊に入れるよう彼に志願するがあっさり無視されてしまう。まだ子供の上に一度勤行を辞めておいて入隊を望むのは確かに都合が良すぎるが。なおも将来衛護隊長になる事を強く誓うのだった。 衛護隊長と握手をしたスネ夫は、その後ママに自分の手を触らせるなど親子揃って盛り上がる様子を見せる。完全にスター同然の扱いらしい。 関連項目 登場人物一覧 衛護隊 剛田武 - 「衛護隊長になる」と宣言した。
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前へ 数日後…… ドラえもん達と、彼らに協力する仲間達はサイユウのポケモンセンターに集まっていた。 「ポケモン達もレベル80オーバー、準備は万端だな!」 ジャイアンの笑い声が皆を鼓舞する。 対出木杉戦の為に育てられたポケモン達。 それを短期間でここまで育成するのにはフロンティアブレーンやダイゴの助けも あったとはいえ、かなりの苦労を強いられた。 「ラティオスが見つけられれなかったのは誤算だったけどね」 スネ夫が悔しそうに歯噛みする。 スネ夫はポケモンの育成をヒースに任せ、すべての時間をラティオス捜索に費やしたのだ。 しかしラティオスはその目撃報告すらなかったのである。 「出木杉の手下達はサイユウから出ていないみたいだし、 奴らに捕られたとは思えないんだけど……」 これも世界の法則が変わった影響なのだろうか? 「まあまあ、今更言っても仕方ないよ」 ドラえもんがスネ夫を励ます。 ここ数日で最も大変だったのはドラえもんだった。 ドラえもんは序盤、ひみつ道具主体での戦いをしていたり、しずかやのび太のサポートを していたために戦力が最も貧弱だったのである。 そのため、ドラえもんのポケモンはエアームドとホエルオーを残して 全部入れ替える羽目になったのだ。 「これだけ仲間がいるんだから、しずかちゃんも助けられるよね……」 捕われたしずかを心配するのはのび太。 彼も要領が悪いなりに頑張った。 ポケモンのタマゴを孵すために再びジョギングマンとなって走り続けたからだ。 おかげで皆が遺伝技を備えたポケモンを使うことができる。 「じゃあダイゴさん、後は打ち合わせ通りに」 「では、私達は先行してトレーナー達を排除する。君達も遅れないようにしてくれよ」 ダイゴがそう言い、ヒース、ウコン、ダツラを伴って四人で チャンピオンロードへ発っていった。 それを見送ったドラえもん達四人は円陣を組む。 「僕たちの目的は三つ、まずはしずかちゃんを助けだす」 ドラえもんの言葉にのび太が決意を込めて頷いた。 「で、出木杉のヤロウをぶっ飛ばす!」 力強くジャイアンが宣言する。 「ん……あとひとつはなんだ?」 スネ夫の言葉にドラえもんが口を開く。 「ボクの四次元ポケットと、行方が分からないもしもボックスの捜索だよ」 元の世界に戻すためにはなんとしても、もしもボックスを探し出さなければならない。 最悪、もしもボックスで元の世界に戻せば出木杉は無力な小学生に戻るのだ。 「皆で元の世界に帰ろう!」 四人は一斉にそう叫んだ。 予め打ち合わせた時間になり、ドラえもん達はゆっくりと チャンピオンロードに入っていく。 目の前の穴からひやりとした風が中から吹いてくる。 先頭はジャイアン、それに従うスネ夫。 切札のラティアスを持っているのび太は温存させるために中央、 そしてドラえもんは後方警戒だ。 しかしドラえもんが後方警戒をかって出たのにはもうひとつ理由があった。 『出木杉くんと話した感触からして、彼はもしもボックスの事を 知らないように思えた……となると』 のび太には隠蔽工作までしてもしもボックスを隠すような行動力はないだろう。 となるとジャイアンやスネ夫、そして捕らえているしずかも容疑者になりうる。 ドラえもんは後方だけでなく、ジャイアンやスネ夫をも見張るつもりだった。 チャンピオンロードの入り口をくぐると、急に暗い場所に入ったことで 全員の視界が真っ暗になったが、ほどなく目が暗闇に慣れてくる。 そこには2、3人のトレーナーが力なく腰をおろしていた。 おそらくダイゴ達に倒された出木杉の手下なのだろう。 「よし、急ぐぜ」 「まずはこっちの道……」 スネ夫の手元をペンライトで照らすと、手に持った攻略ノートには チャンピオンロードのマップも記されている。 一行はそれに従って暗い洞窟を奥へと進んでいく。 チャンピオンロード地下2階。 ドラえもん達がチャンピオンロードに足を踏み入れた頃、予定の時間なら 出口の掃討まで完了してるはずだったが、ヒースとウコンは ここで足止めをくらっていた。 「このトレーナー、他とは段違いの強さじゃな」 ウコンが荒い息をついている。 ウコンのウインディは敵のサーナイトによって眠らされてしまっていた。 「眠り技対策はトレーナー戦の基本だよ。フロンティアブレーンがだらしないなぁ」 サーナイトの主人である少年トレーナーがニヤニヤと笑っている。 「生憎今までの戦いで対策は使いきってしまったでの……」 ここに来るまでの戦いでウコンは眠り回復の道具を使ってしまっていた。 少年はウコンのその言葉を聞いて、耐えきれなくなったのか吹き出してしまう。 「あははっ、まだ気付かないのかい?」 怪訝そうな顔をするウコンに少年が言葉を続ける。 「あんた達が戦ってきたトレーナー達、あいつらには眠り技主体で戦うように 指示してあったのさ!」 そう、バトルにおいて最も有効な眠り技に対処する術を全て使わせた上で、 さらに眠り技主体で攻める。 それが少年、ミツルのタクティクスだったのだ。 「爺さん、あんたは僕と戦う前からすでに負けているのさ」 サーナイトのサイコキネシスが眠っているウインディ目がけ放射された。 ウコンとミツルが戦っているその横では、ヒースが別のトレーナーと戦っていた。 戦いは終盤、相手はあと2体。そしてヒースのポケモンはラグラージしか残っていない。 ヒースが操るラグラージが冷凍ビームで攻撃するが、敵のポケモンは 自己再生でそのダメージを回復させてしまう。 「まさか、あんたがソイツをゲットしていたとはね」 ヒースに対する男はピラミッドキング、ジンダイ。 ヒース達フロンティアブレーンを裏切り、出木杉についた男だ。 そして彼の使っているポケモンは青と白の二色で彩られたポケモン。 「いくら探しても見つからなかったわけだ……あんたがラティオスを……」 「ヒース、引いてくれないか」 ジンダイはヒースの言葉を遮ってそう提案する。 「元仲間に対しての情けかい?裏切り者がよくも……」 ラグラージが再び冷凍ビームを放つ。 「冷静さを失っているのか?その冷凍ビームでは心の雫を持った ラティオスを落とせはせん」 「それはどうかな?」 ヒースの言葉を聞いたジンダイはラティオスに目をやる。 ラティオスは冷気によってその体を凍らされていた。 「む……」 「何度も冷凍ビームを続けていたのはこれを狙っていたからなのさ」 ヒースはラグラージにもう一度冷凍ビームを命令する。 冷気の光線がまっすぐにラティオスに向かっていく。 しかし、その光線を受けるべきラティオスの姿はかき消え、代わりに現れたポケモンが それをその身に受け止めた。 「くっ!ラティオスを交代させたか」 「残念だったな」 ジンダイが出したのはレジアイス、ツツジの捕まえたのとは別の個体だ。 『冷凍ビーム対策、ということなのかい』 フロンティアブレーンにしては考えが甘い。 「ラグラージ、かわらわりだ!」 ラグラージの手刀がレジアイスに炸裂する。 その効果抜群の攻撃は急所に直撃し、ヒースは勝利を確信した。 しかしその攻撃を受けてなお、レジアイスは立っていたのだ。 「そんな……確実に仕留められるはずだ!」 「あらゆる可能性を考慮して戦うのがフロンティアブレーンというものだ」 ジンダイにそう言われたヒースはレジアイスをもう一度よく観察した。 その腕には布切れが巻き付けられている。 『きあいのタスキか!』 それに気が付いた瞬間、レジアイスは大爆発を起こしてラグラージを道連れにしてしまう。 これでヒースの手持ちポケモンは全て倒されてしまった。 対するジンダイは氷漬けのラティオスが残っている。 「ヒース、お前の……負けだ」 「ヒースが負けおったか、無念じゃが仕方ないの」 ウコンはミツルに敗北を認め、ヒースの元に駆け寄る。 「すみません、ウコン爺」 「こうなったら後はダイゴ殿に託すしかない……」 二人は穴抜けのヒモを使ってその場を去っていった。 「おじさん、そのポケモンはデキスギに内緒で持ってるんでしょ?」 ミツルの言葉にジンダイはギロリと睨み返す。 「そんな恐い顔しないでよ、チクりはしないよ」 面倒は勘弁だから、とミツルはジンダイを置いてさっさといなくなってしまった。 氷漬けのラティオスに回復の薬を与えて介抱するジンダイ。 「ヒースよ、お前はひとつ勘違いをしている」 そう、このラティオスはジンダイが捕まえに出向いたのではない。 “本来の主”の元に帰ってきたラティオスをジンダイが保護しただけなのだ。 「ヒース、ウコン……こいつを見て気付かなかったのか?」 そう、このポケモンはリラのラティオスなのだ。 バトルフロンティアが陥落したあの日、主がいなくなってモンスターボールに 帰れなくなったラティオス。 そんな迷子ポケモンを保護したジンダイが、ドラミの「スナッチ」の力で ジンダイの命令下に置いたものなのだ。 「すまんな、ラティオス。もう少しでお前の主人に再会させてやるからな」 しかし、ダークポケモンと化しているラティオスにジンダイの声は届くことはない…… チャンピオンロード、地下2階。 暗闇の中、のび太のトロピウスのフラッシュの明かりを頼りに進んでいくドラえもん一行。 波乗りで地下水路を進んでいくと、目の前には地下とは思えないような光景が広がっていた。 「すごいや……地下に滝が!」 のび太が感嘆の声を上げる。 滝が発する霧がフラッシュの光を反射してキラキラと輝いているのだ。 「この滝を登れば後少しだよ」 スネ夫が滝の上を指差す。 「よし、ホエルオーで滝を登るよ」 全員がドラえもんのホエルオーに乗り込み、流れ落ちる水流に逆らいながら滝を登っていく。 しかし、滝を登った四人を待っていたのは戦闘準備万端のポケモントレーナー達だった。 「で、彼等はここで一旦足止めを受けるはずだったんだが……」 岩陰から現れたのはダイゴ。 その場にはドラえもん達の姿はすでになく、倒されたトレーナー達が力なく服に付いた砂埃を払っていた。 「まさかこの人数がタケシ一人にやられてしまうとは、彼らを鍛えすぎてしまったか……」 計画に微妙な狂いが生じている。 タケシ……ジャイアンは実に巧みな罠を仕掛けながら戦っていた。 複数人のトレーナーを相手に彼が出したのはバンギラス。 バンギラスが現れた瞬間、特性による砂嵐が発生し特防を上昇させた。 そして圧倒的な破壊力で敵を咬み砕く。 だが、バンギラスの恐ろしさはそこではなかった。 密閉空間である洞窟内での砂嵐はトレーナーの体力も大きく削られていく。 思考能力が低下し、反応が遅れる敵トレーナーをジャイアンのバンギラスは一人、また一人と撃破していったのだった。 今だに目すら開けられないくらい砂を浴びたトレーナー達を後目に、ダイゴもドラえもん達の後を追う。 「彼らがポケモンリーグにたどり着くまでに、ドラミがやることを終らせられるか……」 協力関係にあるが、ドラミの真の目的はダイゴも知らない。 だが「ドラえもん一行、特にノビタ」に出木杉を打倒させるのが目的のひとつであることはわかっている。 「誰が倒そうが結果は同じだと思うんだが、ドラミはそうは思っていないようだな」 その真の目的、意図をつかむことも頭に入れておかなければならない。 『何も知らぬまま、ドラミに利用だけされるなんて納得がいかないからな』 チャンピオンロード1階。 立ち塞がるトレーナー達を倒し、ドラえもん達はようやく出口の光を見つけた。 「いよいよ、出木杉の待つポケモンリーグに……」 「のび太くん、絶対にしずかちゃんを助けようね」 ドラえもんとのび太が覚悟を誓い合った時、出口の逆光に人のシルエットが浮かび上がる。 「そうはいかないよ。君たちは僕に倒されるんだから」 「ん、どこかで聞いた声だな……」 のび太は必死で記憶の糸をたぐり寄せる。 しかしやはりのび太だ、思い出すことはできない。 「以前恵んでやったポケモン預け屋の代金、ここで返してくれるかい?」 預け屋…… その言葉にのび太はハッとなった。 「まさか、ミツル君!!」 出口の光の中から現れたのはキンセツで出会った少年、ミツルだった。 「久しぶりだね、ノビタ」 見知った少年に出会った事で、のび太の緊張が一気に溶ける。 「ミツルく……」 足を踏み出そうとしたのび太をスネ夫が制止する。 「のび太、行っちゃダメだ。奴はボクと同じ匂いがする……」 スネ夫は一目で気付いたのだ。 ミツルの目の奥から感じられる闇のようなもの、それは嫉妬や妬みといった感情だ。 スネ夫の言葉に警戒を強める一行。 ミツルはやれやれといったジェスチャーをすると、隠していた憎悪を剥き出しにした。 「僕の望みはひとつ、ノビタと戦いたいだけだ!」 ミツルの唐突な宣言にジャイアンが反発する。 「俺達は出木杉をブッ飛ばしにいくんだ、邪魔するなよ!」 「知るか。僕はそのノビタを倒すんだ、お前らこそ邪魔するな!」 そんな舌戦の中、のび太が前に歩きだす。 そんなのび太を慌てて止めようとするドラえもん。 「のび太くん!」 「皆は見てて……」 その決意に、ドラえもんはのび太の腕を掴んでいた手を離してしまった。 三人が見守る中、のび太とミツルのポケモンバトルが静かに始められる。 「いけ、チルタリス!」 「ピー助、頼むよ」 ミツルはチルタリスを繰り出し、のび太はトロピウスで応戦する。 「チルタリス、うたうんだ!」 チルタリスの歌声を聴き、睡魔に襲われるトロピウス。 「ね、ねむけざましを……」 のび太が慌ててトロピウスに眠気覚ましを振りかける。 目を覚ましたトロピウス、その眼前にはすでにチルタリスが迫っていた。 「ゴッドバードッ!」 ミツルの命令を受け、チルタリスはゴッドバードでトロピウスを吹き飛ばす。 「ピー助っ!」 壁面に叩きつけられたトロピウスはかなりのダメージを受けているようだ。 「のび太、もう一発くるぞ!」 外野のスネ夫が警告するが、その時はすでにチルタリスは再び行動を起こしていた。 再びゴッドバードの一撃を受け、トロピウスはその体を地に伏せたまま動かなくなった。 「も、戻れ……」 トロピウスを戻すのび太に、ミツルは話しかける。 「最初に君に会ったとき、君は僕より弱いトレーナーだった……」 育て屋にポケモンを預け、それを引き取れないほど困窮もしていた。 そんなのび太にすがりつかれ、ミツルは引き取り料を立て替えたのだ。 「そして次に見掛けたとき、君のそばには二人の仲間がいた。だけど……」 ミツルはその後、ある真実を知ってしまった。 握った拳がワナワナと震える。 「僕は今の君達、特にノビタを許すことができない!」 その迫力に圧倒されるのび太。 だが、のび太にも引けないわけがある。 「しずちゃんを助け、出木杉を倒さなきゃならないんだ!」 のび太はモンスターボールを投げる。 現れたのは金属質の青いボディに包まれた四つ足のポケモン。 「ダイゴさんから貰ったこのポケモン、メタグロスで君を倒す!」 次へ
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のび太「はぁ……ドラえもん……帰ってきてくれよ……」 のび太は空き地の土管に座っていた。 今の季節は冬、朝からずっと土管に居座るのび太の行動は近所でも評判だった。 もちろん悪い意味で…… 半年前の事件以来のび太はずっと此処にいる。 『親友のドラえもんが帰ってきてくれる』と信じて その半年前の事件とは…… 半年前 のび太達はジャイアンのあの一言でポケモンの世界に来ていた。 「ポケモンの世界をリアルで体験したいなぁ」 その場に居た僕らはすかさず賛成し、ドラえもんに頼んだのだ。 ドラえもんとのび太は兎に角仲が良く、いつも一緒に行動していた。 だけど…今思うとそのお陰でこんな結果になったんだと思う…… のび太「よし! そろそろ四天王に行こう」 僕達のポケモンは充分にレベルが上がり、四天王にも挑戦できる程になっていた。 ドラえもん「そうだね……でも君のポケモン達じゃ後半が辛くなりそうじゃない?」 のび太「ふっふっふー 僕には秘策があるのさ その名も『ゴヨウ潰し』!」 ドラえもんは少し馬鹿にした様に言った。 ドラえもん「ん? きみ悪タイプもってないよね?」 のび太「いいからついてきな!」 ドラえもんは何が何だか分からないようだった。 ドラえもん「?」 ドラえもんはのび太に連れられてポケモンリーグに来ていた。 リョウの部屋 リョウ「よーこそ……って何やってんの君達」 リョウを他所にのび太とドラえもんは会話を続けた。 ドラえもん「のび太君……扉に向かって何をするんだい?」 のび太「まぁ見てなって……ドククラゲ!なみのり」 ドラえもん「出来るわけ… ってええ!?」 ドラえもんの考えは見事に外れた。 何とのび太のドククラゲは扉に浮いているのだ。 リョウ「ちょwwwwなみのりwwwwwwバグ厨乙wwwww」 またもリョウを無視し、のび太は話を続ける。 のび太「君もこいよ!ダークライを捕まえるぞ」 ドラえもんはのび太の「ダークライ」と言う言葉に少し疑問を持ったがすぐに答えた。 ドラえもん「よし!行ってみようビーダル!」 こうして僕達は真っ暗闇の中に進んでいくのである。 のび太「えーと… 東に200歩 南に127歩…」 のび太は必死にメモを読んでいる。 ドラえもん「真っ暗だね…」 ドラえもんが一言言うと同時にのび太が叫んだ。 のびた「ここで探検セットだ!」 ドラえもん「……え」 のび太「いいから逝くぞ!」 ドラえもん「え!僕まだ逝きたくないぃぃぃぃいいい! のび太は嫌がるドラえもんを抱き抱えて探検セットを使った。 ひゅうううううん んうううううゅひ のび太「よし!ここから左に…ん?…う、動けない…」 ドラえもん「まるで…見えない壁があるようだ…」 のび太達は見えない壁に四方を囲まれ、動けない状態になった。 のび太は舌打ちした後、ドラえもんに手を伸ばした。 のび太「失敗か…じゃあ穴抜けのヒモで…ドラえもん、出して」 ドラえもん「僕もってないよ」 のび太「……………予想GOYだよ……」 こうしてのび太とドラえもんは『四方八方動けぬの術』にはまってしまったのだ。 ちょうどその時だった。 ヒラリ のび太のポケットから紙切れが落ちた。 【アルセウス入手法!】 ドラえもん「ま……まさか…」 ドラえもんの顔は恐怖そのものに変わっていた。 のび太「ハハハ…そのまさかさ!この間見つけたサイトに載ってたから試してみたかったんだ! 責めるなら今の内だぞ!」 のび太もこの状況下のため、少しおかしくなっていた。 ドラえもん「……そんな事言っても仕方が無いよ……此処からの脱出法を考えよう」 のび太「……」 のび太の頭じゃ無理な事だった。 ドラえもんは一人で悩み続ける。 30分ほどした時ドラえもんは何かに気づいたようだった。 ドラえもん「四次元空間同士なら……いけるかもしれない!」 のび太「ハハハ……もういいさ…僕達は此処で死ぬ運命何だ……」 のび太はすっかり落ち込んでいた。 ドラえもん「此処から出られるかもしれない!」 ドラえもんは右拳(無いけど)を握り締めながら言った。 その途端のび太の顔が明るくなる。 のび太「え?…い…今何て?」 ドラえもん「この場所から出られるよ!」 のび太「や…ったぁ」 のび太は嬉しさのあまり力が抜けたようだ。 ドラえもんはのび太に脱出方法を伝えた。 ドラえもん「さあ……この四次元ポケットに…」 ドラえもんは自分のポケットを広げ、言った。 のび太「分かった…でもちゃんと帰ってきてよ……」 ドラえもん「分かってるさ…僕達親友だろ?約束は絶対守るさ」 のび太はドラえもんのポケットに頭を突っ込んでいった。 それと同時にのび太は覚悟していた。 ドラえもんと2度と会えなくなるかもしれない事を……。 のび太「ポケットの中って…こんなに暗いんだ…所々に道具が落ちてる…」 のび太はドラえもんに言われた通りに動いた のび太「まず来た道の逆方向にすすむ…」 そしてのび太は歩き始めた。 ふらふらとした足取りだ。 のび太「最後に西に200歩と、ん? 扉だ!此処で波乗りだったな」 のび太はドククラゲを出し波乗りを使った。 前に進んでいくと段々と明るくなっていく。 すぽんっ 変な音と共に僕は明るい部屋に出た。 リョウ「お…生還者発見…だがもう1人はいないようだね……これで341人目か」 のび太「や……やったー出れたぁあ!!」 のび太は外に出れたことがあまりにも嬉しく、リョウの言葉には耳も貸さなかった。 こうしてのび太は無事殿堂入りして、元の世界に戻ったのだった。 しかし――――― 最終回 のび太が殿堂入りし、他のメンバーも無事もとの世界へ帰ってきた。 ジャイアン「まさかのび太が優勝だとはな……」 スネオ「ホント、予想GOYだよね~」 空き地で僕達は話し合っていた。 のび太「うん……でもドラえもんがまだ帰ってこないんだ……」 しずか「きっと…まだむこうで楽しんでるのよ」 しずかちゃんの言葉が何故か安心感をくれた。 のび太「……そうだよね!」 のび太は待ちつづけた スタート地点の空き地で ドラえもんが帰ってくるのを待っていた 一週間、二週間、遂には一ヶ月 雨の日も風の日雪の日も雷の日もずっと朝5時に起き空き地の土管に座って待っていた。 こうして半年が過ぎた… しずか「のび太さん……まだドラちゃん待ってるの?」 しずかは心配するようにのび太に言った。 のび太「帰ってくるさ……きっと…」 ジャイアン「お前、受験勉強しないでいいのか?もうすぐ俺たち中学生だぜ?」 のび太「ドラえもんのほうが大事だから」 スネオ「もうだめだよコイツ ほっとこうぜ」 ジャイアン「そうだな」 ジャイアン達はそれっきり僕の前には姿を現さなくなった。 のび太はそれでも待ち続けた。 もうずっと後悔している。 僕のせいだ…僕があんな馬鹿なことするから…。 のび太「はぁ…今日もだめか…」 もう日が暮れる……カラスが僕の真上を飛んでいった。 のびたが土管に背を向けたその時だった。 「のび太君!」 のび太「!」 背後から懐かしい声が聞こえてきた……このダミ声は……! のび太「ドラえもん!」 僕は叫びながら振り向いた。 そこに立っていたのは……ちょっと痩せた気もするドラえもんの姿だった。 ドラえもん「約束はちゃんと守ったから……ドラ焼きでもおごってよ」 ドラえもんはいつも口調で僕に話しかける。 のび太「ドラえもん………残念だけど僕の貯金は今80円さ」 ニッと笑って見せる。 今にも泣きそうな声だった。 ドラえもん「ジョークだよ……今は君と会えた事の幸せでお腹一杯だからね」 ドラえもんはもう食べれない…と言う仕草をした。 しかし…… ぐ~ ドラえもんのお腹が鳴った。 のび太「アハハハハハ!言ってることとまったく違うよドラえもん!」 僕は涙まで流して笑った。 もちろん笑いから来る涙じゃなかった。 のび太「じゃ……家に帰って夕飯食べよう!」 まだ頬には塩水が残っている。 僕は無理に笑う振りをし、涙を流しながらドラえもんと一緒に家に帰った。 完